アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生
全骨折の中の1%と言われているほど、非常に稀な骨折である。大部分はその他様々な外傷を合併している。
肩甲骨は周囲を筋組織に包まれているため、比較的安定性が保たれる。また豊富な血流により骨癒合も良好。
保存的療法で十分とされるが、理学療法の重要性も指摘されている。
事故の衝撃などにより大きな外力が加わることが原因。
基本的には保存療法が選択される。
ただし、保存療法中に拘縮や変形などにより観血的治療を余儀なくされた症例もあり、可動域の練習などを含むた理学療法の重要性も指摘されている。
いずれにせよ担当医の判断を仰ぐことが重要である。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生