アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生
類型:股関節骨折
股関節の脱臼骨折としては、大腿骨の根本、大腿骨頸部や大腿骨転子部の骨折が多く、多くは高齢者の転倒によるもの。
受傷を機に股関節痛や殿部痛、歩行困難といった症状が生じる。この骨折を受傷した人のうち、約25%は何かしらの合併症も起こすとされている。
事故の衝撃などにより大きな外力が加わることが原因。高齢者の場合、ごく小さな衝撃でも生じ得る。
早期の手術治療が望ましいとされる。中空スクリューやハンソンピン、順行性髄内釘などを用いた骨接合術のほか、人工関節への置換も検討される。
いずれにせよ担当医の判断を仰ぐべきである。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生