症状・治療法データベース

せんえんせいいしきしょうがい

遷延性意識障害

遷延性意識障害は植物状態、植物人間と俗称される。
遷延性意識障害とは頭部外傷や脳卒中などにより昏睡状態に陥り、開眼できる状態にまで回復したものの周囲との意思疎通を喪失した人の示す症候群を指す。脳幹機能はほぼ正常に保たれており、適切な看護により数年から十数年生存できるとされている。

簡単な命令には応じることもあるが、それ以上の意思の疎通ができず、意味のある発語ができない。また移動、自発的な食事などもできない。

主な原因

頭部外傷や脳卒中など脳に何らかの損傷がおよび昏睡状態となることが原因となる。

治療・良くなる方法

  • 自然回復を待つ
  • 十分な看護

栄養補給や褥瘡予防処置などの看護を行う。根本的な治療法はいまだ確率されていないが、小数例ながら自然回復した事例もある。

藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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