アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生
身体の複数部位で外傷を負った状態を指す。態様により生命の危険が生じている場合もある。
呼吸、循環、意識についての生理学的徴候(バイタルサイン)の確認が重要となり、態様によっては救急措置が必要となる。
生命の危機を脱した後には、全身を系統的に検索し損傷を見つけだす。
事故の衝撃などにより大きな外力が加わることが原因。
生命の危機があれば適切な救急処置によって危機を回避する。
呼吸不全改善のための治療としては高濃度酸素を投与のほか気道確保のための措置。循環不全改善のための治療としては出血源の止血など。
いずれにせよまずは専門の医療機関を受診し判断を仰ぐべきである。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生