中心性脊髄損傷とは｜症状・治療法データベース

症状・治療法データベース

ちゅうしんせいせきずいそんしょう

中心性脊髄損傷

類型：中心性頸髄損傷

外傷や疾患により脊髄の中心が損傷を受けている状態を指す。
原因としては交通事故やスポーツなどの外傷に加え、加齢による脊椎の形状変化などが挙げられる。
四肢体幹の感覚傷害、運動障害や損傷部位の疼痛などが生じ、場合によっては意識障害が生じる可能性もある。

主な原因

交通事故やスポーツなど、大きな外力が加わったことを原因とする。また加齢も原因となる。

治療・良くなる方法

合併症の確認
保存療法
手術療法
リハビリ

まず循環器系や呼吸器系など命に係わる合併症が生じていないかモニタリングする。
そのうえで、脊髄損傷の治療方針としては保存療法と手術治療が選択肢として挙げられる。脊髄圧迫の程度がより強い、麻痺が重度、脊椎が不安定などといった場合には手術も検討される。
また、いずれの治療にせよリハビリは重要となる。
担当医の判断のもと、適切な措置を講じるべきと言える。