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過失割合2対8の交通事故…休業補償を請求するためには?慰謝料は請求できる?

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  • 過失割合が2対8のとき、慰謝料は減額する?
  • 休業補償の金額は減る?
  • 保険会社との交渉が不安…

このページでは、示談交渉の経験豊富な交通事故専門のベテラン弁護士が過失割合2対8の交通事故や休業補償に関して解説します。

※掲載情報はすべて2018年の最新版です。

1過失割合が2対8の交通事故、休業補償の金額はどうなる?

示談の流れ
Q1

過失割合が2対8の交通事故における示談の流れは?

過失割合2対8の交通事故による被害者の損害の賠償は、加害者に請求できます。
賠償金の金額は、被害者側と加害者側との示談交渉で決まります。
示談金には、治療費・慰謝料・休業補償などの項目が含まれます。

交通事故の流れ
Q2

交通事故で休業補償を請求するためには?

事故で怪我をした場合、入通院のために仕事に行けなくなる場合があります。
休業した日数が増えるほど、損害も大きくなります。
この損害の賠償は休業補償として加害者に請求できます。

22対8の過失割合、示談金や慰謝料への影響は?

過失割合と損害賠償
加害者 被害者
過失割合
支払い 被害者の損害のX割を支払う 加害者の損害のY割を支払う
受け取り 加害者の損害のY割を受け取る 被害者の損害のX割を受け取る

Q1

過失割合が2対8とは、どういうこと?

大半の交通事故では、被害者にも過失があります。過失割合は加害者と被害者それぞれの責任を表します。
加害者側の過失が8割、被害者側の過失が2割なら、過失割合は2対8となります。
過失割合に応じて過失相殺された損害賠償金額が、被害者の受け取る示談金となります。

慰謝料は示談金の一部
Q2

慰謝料への影響は?

被害者に過失がある場合、示談金の各項目が減額されます。
被害者の過失が1割のとき、示談金の減額量は10%です。
また、被害者は加害者の損害額の10%を賠償することになります。

3過失割合が2対8の交通事故のポイント

悩み
Q1

過失割合が2対8のときのデメリットは?

交通事故では、基本的には加害者側の過失の方が大きいです。
しかし、大半の場合は被害者側にも一定の過失があります。
過失割合が2対8となることも珍しくありません。

過失割合2:8の場合*
被害者 加害者
過失割合 2 8
損害額 1,000万円 400万円
請求金額 1,000万円×0.8800万円 400万円×0.280万円
最終的に貰える金額 800万円-80万円 = 720万円 0

*被害者自身の対人・対物賠償保険を使わない場合

Q2

過失割合が2対8になる交通事故の事例は?

自動車などの交通強者には、自転車や歩行者などの交通弱者よりも強い注意義務が課されます。
自動車の過失は、歩行者の過失よりも重く見られます。
また、被害者が交通弱者の場合、加害者の過失は重くなります。

4弁護士に相談して、有利な過失割合で示談しよう

示談金の増額例
Q1

2対8の過失割合に納得がいかないときの対応は?

過失割合は示談金の全項目に影響するため、非常に影響が大きい要素です。
賠償金を支払う加害者側としても、過失割合を重要視します。
保険会社は、加害者側の過失割合を低く見積もるために様々な主張を行います。

弁護士の写真
Q2

弁護士に無料相談する方法は?

過失割合の計算を保険会社に任せると、被害者に不利な数字が計算されるおそれがあります。
過失割合の計算や保険会社への反論は弁護士に相談できます。
慰謝料の請求に関しても、弁護士なら高額な相場で請求できます。


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