アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生
神経に圧力がかかる、神経に十分な血液が供給されないといった原因で眼球運動、光に対する瞳孔の反応に障害が生じる。複視や眼瞼下垂が起こる他、下を見ようとすると眼球が内転、回転したりする。
動脈瘤や脳ヘルニア、髄膜炎、糖尿病や高血圧が要因となり、これら症状ごとに適切な措置を講じる必要がある。
複視や眼瞼下垂(瞼が十分に開かない状態)が起こる。下を見ようとすると眼球が内転、回転するなど眼球の動きに障害が現れる。
動脈瘤や脳ヘルニア、髄膜炎など神経に圧力がかかる。または糖尿病や高血圧など神経への血液供給が滞ることが原因。
原因に合わせ適切な措置を講じる必要がある。
血液供給の滞りが原因となっている場合には、原因疾患の治療と共に、血管拡張薬、ビタミン薬、ステロイド剤などを使った薬物療法も検討される。
神経の圧迫を原因とするものでは、原因疾患について緊急の治療が必要となる場合もある。
いずれにせよまずは専門の医療機関を受診し判断を仰ぐべきである。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生