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弁護士に相談・依頼するベストなタイミングは?|アトム法律事務所弁護士法人

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交通事故にあったら弁護士相談や依頼した方がいいって聞いたけど、どのタイミングでしたらいいのだろう…

交通事故にあった被害者が弁護士に相談や依頼をするのにはベストなタイミングがあることをご存知でしたか?

弁護士への相談や依頼は適切なタイミングで行うことにより、より大きなメリットを得ることができます。

交通事故の被害者が弁護士に相談・依頼するベストなタイミングはいつなのか?

こちらのページでチェックしてみてください。


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弁護士に相談・依頼するベストタイミング

Q1

弁護士相談のベストタイミング

疑問や悩みが生まれた時が相談のタイミング

交通事故に遭われた被害者は、ほとんどの方がはじめての経験のため、様々な疑問や悩みが出てくると思われます。

その際、弁護士に相談すれば、疑問や悩みに対し、正確な知識や適切な対応を教えてもらうことができます。

そのため、弁護士への相談は疑問や悩みが生まれた時がよいタイミングであるといえます。

その他の弁護士に相談するメリットについて知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

被害者が弁護士に相談するメリットは?

費用との兼ね合いで相談のタイミングを決定

もっとも、弁護士への相談には、通常相談料が掛かるため、疑問や悩みが生じる度に相談するのでは費用がかさみます。

そのため、相談料との兼ね合いを考慮し、相談のタイミングを決める必要があります。

たとえば、ある程度疑問や悩みがたまってからまとめて相談するのも、費用との兼ね合いにおいては方法の一つです。

弁護士が無料相談実施してればすぐがベスト

とはいえ、交通事故の悩みには、すぐに適切な対応をしないと取り返しが付かなくなるものも中にはあります。

交通事故では、弁護士が無料相談に応じていることも多いため、それらを利用してすぐ相談するのがベストです。

たとえば、日弁連交通事故相談センターでは、弁護士による電話での無料相談に応じるサービスを実施しています。


アトム法律事務所でも、人身事故の被害者の方を対象に、

  • 電話
  • LINE

などから弁護士に無料で相談できるサービスを行っています。

ポイント

交通事故で弁護士に相談するのは、無料相談などを利用して、悩みや疑問が生じたらすぐベストなタイミング

Q2

弁護士依頼のベストタイミング

依頼のタイミングが早いほどメリット大きい

交通事故発生直後から解決までの各流れにおいて、弁護士に依頼するメリットはそれぞれ存在します。

そのため、弁護士への依頼は早いタイミングであればあるほど受けられるメリットも大きくなるといえます。

費用倒れにならないタイミングで依頼すべき

交通事故で弁護士に依頼する大きなメリットの一つは、受け取れる損害賠償金の増額が見込めるという点です。

もっとも、弁護士に依頼したことによる賠償金の増額分より弁護士費用の方が高いと金銭的には損をしてしまいます。

このことを費用倒れというところ、弁護士への依頼はこの費用倒れにならないタイミングで行う必要があります。

治療終了直後か後遺障害の認定後がベスト!?

具体的な依頼のタイミングとしては、治療終了直後が一つ考えられます。

このタイミングでの依頼は、後遺障害等級認定の申請をサポートしてもらえるのが大きなメリットになります。

ただし、損害賠償金の見込みはある程度立てられるものの、費用倒れの可能性もあるのがデメリットになります。

もう一つ考えられる弁護士依頼のタイミングは、後遺障害認定後です。

このタイミングでの依頼は、費用倒れの心配がほぼなくなるのが大きなメリットになります。

ただし、後遺障害等級認定に不満があっても、初回申請が重要なため認定を覆すのが難しくなるのがデメリットです。

弁護士依頼の各タイミングのメリット・デメリット
タイミング 治療終了直後 後遺障害認定後
メリット 後遺障害申請のサポート受けられる 費用倒れの可能性ほぼなし
デメリット 費用倒れの可能性あり 後遺障害等級覆すの困難

なお、後遺障害等級の認定までの流れを詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

後遺障害等級の認定までの流れは?

ポイント

交通事故で弁護士に依頼するのは、できるだけ早い方が望ましい費用倒れにならないようタイミングには注意

Q3

弁護士特約使用時のタイミング

費用との兼ね合いを考えずにタイミング決定

弁護士の相談・依頼のタイミングは、原則として費用との兼ね合いを考慮する必要があります。

もっとも、弁護士費用特約が使用できる場合、弁護士費用は、ご自身の加入する保険会社から支払われます。

そのため、費用との兼ね合いを考えずに、自由に弁護士に相談・依頼するタイミングを決められることになります。

弁護士特約(弁護士費用特約)の使い方を詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

弁護士特約(弁護士費用特約)の使い方は?

できるだけ早いタイミングでまず相談すべき

具体的には、弁護士特約が使えるのであれば、弁護士への相談はできるだけ早いタイミングがベストといえます。

ただし、弁護士特約が使えても、相談費用の支払には上限があり、相談費用は支払対象外の弁護士特約もあります。

そのため、弁護士に相談する前に、ご自身の加入する弁護士特約の内容をよく確認することが重要です。

依頼のタイミングは弁護士と相談して決める

そして、弁護士特約が使えるのであれば、弁護士への依頼も基本的にはできるだけ早いタイミングがベストといえます。

ただし、弁護士が入ると対応を変える保険会社もあるため、事故直後の段階では弁護士が介入すべきでないこともあります。

そのため、弁護士に正式に依頼するタイミングは、弁護士と相談した上で決めるのがもっとも望ましいといえます。

弁護士に相談・依頼するベストタイミングについて
弁護士特約有 弁護士特約なし
相談 できるだけ早期
(弁護士特約利用)
できるだけ早期
(無料相談を利用)
依頼 できるだけ早期
(弁護士と相談)
費用倒れにならない時期※

※一般的には治療終了直後や後遺障害認定後がよい

ポイント

弁護士特約が使える場合、基本的に費用の心配がないので、弁護士への相談・依頼はできるだけ早いタイミングがベスト

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