6人の弁護士がこの記事に回答しています

追突事故の被害者に…示談の流れや、裁判にかかる期間は?

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  • 追突事故の被害者になった…
  • 後遺症がのこってしまったが、慰謝料はもらえる?
  • 慰謝料をきっちり請求したい!

このページでは、示談交渉の経験豊富な交通事故専門のベテラン弁護士が追突事故の被害者が抱くお悩みについてお答えします。

※掲載情報はすべて2018年の最新版です。

1交通事故で最も多い「追突事故」

追突事故のリスクを減らす運転方法
後方確認
バックミラーをこまめに確認
ブレーキを踏む前には必ず後方確認する
後方の車への配慮
減速するときやブレーキを踏む時にはハザードランプを点滅
夕方になったら、暗くなる前からテールライトを点灯
Q1

追突されないように予防することはできる?

追突事故は、基本的には後方の加害者が前方の被害者に追突して事故が起きる形になります。
被害者にとっては後ろから急に追突されるため、防ぎようがない場合もあります。
しかし、日々の運転で心がけることによって、追突されるリスクを減らすことが可能です。

2017年に発生した交通事故と追突事故*
全事故類型の交通事故件数 追突事故の件数 追突事故の割合
交通事故全体 472,165 167,845 35
高速道路での交通事故 8,758 6,372 72%

*警察庁交通局作成「平成29年中の交通事故の発生状況 」参照

Q2

追突事故の発生件数や、追突事故による死亡や怪我は?

車対車の追突事故は、交通事故のなかでも最も多く発生する事故です。
警察庁の発表によると、2017年の交通事故約47万件のうち、約16万件が追突事故になります。
特に高速道路で起こる交通事故は、そのほとんどが追突事故となります。

2追突事故の示談と慰謝料

慰謝料は示談金の一部
Q1

慰謝料と示談金の関係は?

慰謝料は、被害者が負った精神的苦痛に対する賠償金です。
基本的に、物的損害に対する慰謝料は交通事故では請求できません。
怪我や後遺症などの人的損害に対して、慰謝料が発生するのです。

示談の流れ
Q2

追突事故の示談の流れは?

追突事故で被害者が負った損害は、加害者に賠償を請求することができます。
被害者側と加害者側が示談交渉を行い、賠償金の金額を決定することになります。
治療費・慰謝料・休業補償などの様々な項目が、示談金に含まれます。

3追突事故で裁判を行う場合のポイント

事故~示談金回収まで
Q1

交通事故の裁判にかかる期間は?

示談金の金額や過失割合の数値について、被害者と加害者との間でもめる場合があります。
通常なら示談は開始してから1ヶ月~半年程度で成立しますが、難航するとそれ以上に長引きます。
そのような場合、裁判を行った方が結果的に決着が早くなることも多いです。

裁判の流れ
Q2

交通事故で裁判をした場合の費用は?

裁判の提起は被害者自身でも行うこともできますが、一般の人にとっては手続きが複雑である場合も多いです。
そのため、通常は弁護士に裁判の提起を依頼します。
弁護士費用は発生しますが、加入している保険に弁護士特約があれば費用は減額されます。

4追突事故の被害にあったら、弁護士に相談しよう!

示談金の増額例
Q1

追突事故の慰謝料をより多く受け取るためには?

通常、示談交渉の相手は加害者側の保険会社です。
しかし、保険会社の担当者は示談交渉のプロです。
被害者自身が交渉を行うと、不利である場合が多々あります。

弁護士の写真
Q2

追突事故の示談交渉について弁護士に相談する方法は?

事故直後からの対応が、示談金の金額を決定します
。追突事故の直後から対応を開始することで、後の示談が有利になります。
弁護士には、示談が始まる前から無料相談することができます。


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