アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生
頭部の自覚的な痛みの総称。原因は多岐にわたるが、他の疾患のない一次性頭痛と、他の疾患に起因する二次性頭痛に大別できる。
一次性頭痛は片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛といった頭痛であり多くの患者はこれらに該当する。二次性頭痛はくも膜下出血など原因がはっきりとしているもので、場合によっては命に係わる態様のものもある。
原因は頭痛の態様ごと多岐にわたる。
偏頭痛、緊張性頭痛については薬物療法を行う。頭痛発生時に薬を服用、皮下注射などするほか予防的に薬の服用を行う場合もある。
二次性頭痛については、頭痛の原因となっている疾患について治療を行う。たとえばくも膜下出血の場合には降圧薬、鎮静薬、鎮痛薬の持続静注などのほか態様により様々な措置が講じられる。
いずれにせよまずは専門の医療機関を受診するべきと言える。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生