6人の弁護士がこの記事に回答しています

交通事故の過失割合|過失割合・過失相殺の例から交渉対策まで解説!

イメージ画像

交通事故の過失割合について知りたい

過失割合の具体例を知りたい

過失相殺はどんなふうに行われる?

交通事故における過失割合・過失相殺について、弁護士が解説していきます。

1

過失割合とは?示談金への影響は?

Q1

交通事故における過失とは?

交通事故における過失とは、

交通事故発生に対する責任

のことをさします。

交通事故における過失が成立するためには、

交通事故発生の予見、交通事故の回避が可能だった

それにもかかわらず、交通事故発生を予見しなかった、交通事故を回避しようとしなかった

場合に成立します。

交通事故における過失は加害者にあると思われがちです。

しかし、加害者だけでなく被害者に過失があることも多いです。

被害者の過失例

信号を無視した

突然飛び出した

一時停止が必要な場所で一時停止をしなかった

Q2

過失割合とは?過失相殺が示談金に影響する?

交通事故の示談を行うとき、合わせて過失割合も話し合われます。

用語

過失割合

交通事故発生の責任が、加害者と被害者のそれぞれにどれくらいあるのかを示した割合。

過失割合を示談金額に反映させることを、過失相殺という。

被害者にも過失があったにもかかわらずそれが認められず、加害者だけが責任を負うのは不公平です。

そこで、過失割合を決めて過失相殺を行い、公平性を保つのです。

それでは、過失相殺の具体的な例を見てみましょう。

過失相殺の例
被害者加害者
過失割合28
損害の総額1000万円100万円
請求できる金額1000万円×(10.2)⁼800万円100万円×(10.8)⁼20万円
相殺支払する場合の金額800万円‐20万円⁼780万円200万円‐800万円⁼‐780万円
結果780万円受領780万円支払

過失相殺によって、被害者の過失の分だけ示談金が減額されるということです。

2

過失割合はどうやって決められる?

Q1

過失割合の基準はある?

過失割合は、それぞれの事故の類型によってその基準が定められています。

過失割合の基準は、過去の判例をもとに決められています。

基準が決められているといっても、特定の一つの基準が決まっているわけではありません。

過失割合の基準を載せた冊子は何種類かあり、それぞれに若干の差はあります。

また、交通事故にはそれぞれの事故特有の事情もあります。

そうした事情も過失割合に反映させるため、修正要素も定められています。

参考として、歩行者と車の交通事故における修正要素の例をご紹介します。

修正要素の例
修正要素過失割合への影響理由
被害者が幼児・児童・老人車側に対して520%の加算歩行者側の責任能力が低い
集団で横断しているところに車が突っ込んだ集団で歩行していれば車から見えやすいはず
酒気帯び運転運転手による過失

過失割合は、

① 基本的な事故の類型を決定する

② その事故の類型の過失割合を確認する

③ 個別的な事情(修正要素)を汲んで過失割合を修正する

という流れで決められるということです。

ポイント

過失割合は、

① その事故が該当する類型に応じた割合

② その事故の個別的な修正要素

の2点を考慮して決められる

Q2

過失割合の例は?

過失割合の決め方を、もう少し実践的に見てみましょう。

事故例

歩行者側信号黄色の時に歩行者が横断歩道を渡っていた

車が赤信号を無視して横断歩道を通過しようとして、歩行者を轢いた

過失割合の例
歩行者
事故類型に基づく過失割合9010
修正要素歩行者が児童・老人55
歩行者は集団で横断していた55
車がわき見運転していた55

『民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準[全訂5版] 別冊判例タイムズ38号 別冊38号』(2014年07月04日発売)をもとに表作成


修正要素の根拠

歩行者が児童・老人→責任能力が低いから

歩行者は集団で歩いていた→車から歩行者が見えやすかったはずだから

車がわき見運転→車の過失が明らかだから

例えば、歩行者が児童だった場合は、過失割合は95:5となります。

3

過失割合が争点になることはある?

Q1

過失割合における争点は?実況見分調書がカギ?

過失割合は、加害者側との話し合いの中でも争点になりやすいポイントの一つです。

過失割合の話し合いでは、

徐行の有無、必要性

前方注意義務、必要性

飛び出しの有無

などが争点になります。

こうした争点を結論付けるためには、事故発生当時の状況を振り返る必要があります。

そして、その事故発生当時の状況の証拠となるのが、実況見分調書です。

用語

実況見分調書

交通事故を人身事故(人の死傷があった事故)として届け出た際に警察によって作成される資料。

当事者を現場に立ち会わせて事故当時のことを聞き取り、事故発生当時の状況を詳しく記載する。

実況見分調書をもとに、

当てはめる事故類型の妥当性

修正要素の有無

を検証するのです。

実況見分調書は、基本的に事故を人身事故として届け出なければ作成されません。

人身事故に遭っても人の死傷がなかった物損事故として届け出るよう勧められることもあります。

しかし、後々過失割合を話し合うことを考えると、人身事故として届け出る方が得策です。

Q2

弁護士に相談するメリットは?

過失割合の話し合いを弁護士に相談すると、

被害者の主張を通して妥当な過失割合になる可能性が高くなる

というメリットがあります。

過失割合は、示談交渉の際に一緒に話し合われます。

過失割合・示談金の交渉相手は、示談金の支払い主である加害者側の任意保険会社です。

加害者側の任意保険会社は、少しでも支払金額を抑えようとします。

そのため、加害者に有利な過失割合を主張することが多いです。

さらに、任意保険会社はこうした交渉のプロなので、被害者自身が対等に交渉することは難しいです。

過失割合は、最終的に加害者側から支払ってもらえる示談金額に大きく影響します。

加害者側に主導権を握られずに示談金額を受け取るためには、弁護士に相談することがベストです。

Q3

上手な弁護士への相談方法は?

弁護士への上手な相談方法として重要なのが、

無料相談の利用

弁護士費用特約の利用

です。

弁護士事務所によっては、無料相談を受け付けているところもあります。

アトム法律事務所もその一つで、LINEや電話でも無料相談が可能です。

一度無料で相談してみてから、実際に依頼するか決められるので、安心です。

無料相談のご案内

交通事故・後遺障害の示談金・慰謝料でお困りの方は弁護士無料相談をご利用ください

相談枠・弁護士数に限りがあります。相談依頼は今すぐ!

無料電話相談はこちら 0120-465-911 (24時間土日祝もつながります)

※話し中の場合は、少し時間をおいておかけなおしください

LINE無料相談はこちら メールフォームはこちら

無料相談のご案内

交通事故・後遺障害の示談金・慰謝料でお困りの方は弁護士無料相談をご利用ください

相談枠・弁護士数に限りがあります 相談依頼は今すぐ!

無料電話相談はこちら 0120-465-911 (24時間土日祝もつながります)

※話し中の場合は、少し時間をおいておかけなおしください

LINE無料相談はこちら メールフォームはこちら

実際に弁護士に依頼することにしたら、まずは加入している保険を確認してみてください。

弁護士費用特約を利用して、保険会社に弁護士費用を負担してもらえるかもしれません。