作成:アトム弁護士法人(代表弁護士 岡野武志)

交通事故内臓破裂

内臓破裂の後遺症|手術や治療は必要?変形や傷痕も後遺症?後遺障害慰謝料はいくら?

内臓破裂の後遺症は?
この記事のポイント
  • 内臓破裂の後遺障害は呼吸器系、循環器系、消化器系、泌尿器系、生殖器系などに残る可能性がある
  • 慰謝料の金額は後遺障害の症状の程度、他覚所見の有無などで異なる
  • 弁護士に依頼することで、2~3倍の慰謝料増額が可能

内臓破裂では、体の働きを助ける様々な臓器に後遺障害が残る可能性があります。
「破裂」という言葉のインパクトもあって、もし後遺症(後遺障害)が残ったらと不安な方も多いでしょう。
内臓破裂によりどのような後遺症が残るのか、それにより受け取れる慰謝料はいくらなのか、弁護士が解説いたします。

  • 内臓破裂の治療に手術は必要?
  • 内臓破裂の後遺症はどのようなものがある?

藤井宏真医師

奈良県立医科大学付属病院アトム法律事務所顧問医

藤井 宏真医師

内臓破裂の症状は、損傷部位によって様々です。
治療は緊急を要する場合が多く、場合によっては致死率も高くなりますので、速やかに治療を受けることが重要です。

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内臓破裂の基礎知識|もしも子供が内臓破裂したら何科に行く?

内臓破裂の症状

内臓破裂では、腹腔内出血や腹膜炎などの発生によりショック状態に陥ることが一般的です。
血圧の低下や意識障害を起こす場合もありますし、意識がない場合には、腹痛や嘔吐の症状が現れることもあります。

その他内臓別のの症状としては、以下のようなものがあります。

呼吸器

  • 胸全体で咳き込む
  • 胸が締めつけられる痛み
  • 息苦しさ
  • 肩甲骨付近の痛み

心臓

  • みぞおちの痛み
  • 胸の苦しさ
  • 動悸
  • 背中の痛み

肝臓

  • 右の肋骨付近の痛み
  • 背中の痛み
  • 爪の変形や色の黒ずみ
  • 顔がどす黒くなる

腎臓

  • 背中から腰の痛み
  • トイレが近くなる、もしくは遠くなる
  • むくみ、冷え性

内臓破裂は何科で治療を受けるべき?

内臓破裂の場合、基本的に治療は内科で受けることになります。
ただし呼吸器の損傷なら呼吸器内科、循環器の内科なら循環器内科というように、損傷を受けた臓器によってどの内科になるかは変わります。

交通事故で内臓破裂などのけがを負った場合には救急車で運ばれることも多いので、搬送された病院の判断に任せることになるでしょう。
自分で病院に行く場合は、判断がつかなければまずは総合病院にかかることをお勧めします。
内臓破裂はその部位によっては致死率が高い場合もありますし、治療が遅れるほど回復速度にも影響が出ますから、可能であれば救急搬送してもらう、もしくは速やかに病院に行くようにしてください。

内臓破裂の治療&手術

内臓破裂の治療方法は、損傷を受けた内臓や損傷の程度によって様々ですので、一概にいうことはできません。
一般的には、軽度の損傷であれば経過観察をしながら自然治癒を目指すことが多く、重度の損傷であれば内臓を摘出する場合もあるようです。

内臓破裂の後遺症|腸閉塞は後遺障害にあたる?

後遺症(後遺障害)

十分な治療を行っても、これ以上良くも悪くもならないという状態で残存する症状
交通事故の場合、その部位と程度により14段階の後遺障害等級で区分される

内臓破裂により、以下の臓器に後遺症が残る可能性があります。

内臓破裂で後遺症が残る部位
  • 呼吸器系
  • 循環器系
  • 消化器系
  • 櫃尿器系
  • 生殖器系

ぞれぞれの臓器についてどのような後遺症が残る可能性があり、等級が何級になるかは次の章で詳しく説明します。

内臓破裂で慰謝料が増えるって本当?

内臓破裂の後遺症により増える保険金|後遺障害慰謝料と逸失利益

上述した後遺障害等級に認定されると、相手方から支払われる金銭が増えます。
後遺障害が残った場合に追加で支払われる金銭の一つが、後遺障害慰謝料です。

後遺障害慰謝料

後遺障害を負ってしまったという精神的苦痛に対して支払われる損害賠償

また、後遺障害慰謝料の他に支払われるものとして逸失利益があります。

後遺障害の逸失利益

後遺障害が残ったことで労働能力が失われ収入が減ることへの補償
基礎収入(年収)×労働能力喪失率×労働能力喪失期間(67歳-症状固定時の年齢)に対応するライプニッツ係数

なお、「労働能力喪失率」は障害の部位や程度、被害者の職業などを考慮して増減することがあります。
主婦などの場合の年収算定方法や、ライプニッツ係数一覧などはこちらの記事をご覧ください。

注意点として、示談交渉で交通事故の加害者側から提示される後遺傷害慰謝料や逸失利益は妥当な金額よりも低額であるということがあります。
後遺障害に対する補償金額をいくらにするべきかについて争いになったときは、弁護士に相談することで十分な補償を受けられるようにしましょう。

後遺障害等級の申請方法|内臓破裂の場合

では、実際に内臓破裂で後遺障害等級の申請をして、後遺障害慰謝料を受け取るまでの流れを見てみましょう。

後遺障害等級認定の手続きの流れ

①症状が固定される

治療を継続しても症状の改善が見込めなくなった状態を症状固定と言います。
後遺障害等級認定を受ける場合は、原則事故から約6カ月以上経っている必要があります。
これ以上治療期間が短い場合は、後遺障害としては認められない可能性が高くなります。

②後遺障害診断書など書類の用意

症状固定の診断を受けたならば、後遺障害等級認定に向けて後遺障害診断書などの資料を準備します。
後遺障害等級認定の審査は、基本的に申請者から提出された資料のみを見て行われます。
そのため、後遺障害の有無や程度を後遺障害診断書やMRI画像などで証明できるよう工夫する必要があります。

後遺障害の申請には、2種類の方法があります。

事前認定の流れ
被害者請求の流れ
  • 被害者が後遺障害診断書のみを任意保険会社に提出する事前認定
  • 被害者が経過証明書などその他の資料も用意して自賠責保険に提出する被害者請求

被害者請求は手間がかかりますが、後遺障害等級の認定に有利な資料を自分で精査できるのが強みです。なお、弁護士に資料収集作業を任せることもできます。

比較

事前認定と被害者請求

事前認定 被害者請求
請求者 相手方保険会社 被害者自身
メリット 資料収集の手間がない 自分で資料を確認できる
デメリット 自分で資料を確認できない 資料収集の手間がかかる

③損害保険料率算出機構による審査

提出された資料をもとに、損害保険料率算出機構が後遺障害等級の審査を行います。
結果は30日以内に出ることが多いですが、判断が難しい・経過を見る必要があると判断された場合には、数ヶ月~数年かかることもあります。
こうした審査が長期化するケースは、高次脳機能障害などに多いです。

より細かな認定手順、後遺障害診断書の書き方などについては以下の記事を参照してください。

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内臓破裂による呼吸器系の後遺障害

内臓破裂による呼吸器系の後遺障害等級は何級?

内臓破裂によって呼吸器系に後遺障害が残ると、呼吸困難のため寝たきりになったり、可能な歩行距離や動作に制限が出たりすることがあります。
その場合に認定される後遺障害等級は以下のようになります。

後遺障害等級

内臓破裂による呼吸器系の後遺症

等級 内容
1 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、常に介護を要するもの
2 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、随時介護を要するもの
3 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの
5 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの
7 胸腹部臓器の機能に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの
11 胸腹部臓器の機能に障害を残し、労務の遂行に相当な程度の支障があるもの

内臓破裂による呼吸器系の後遺障害慰謝料の相場は?

慰謝料の金額の算定方法は、相手方が提示してくるもの(自賠責基準・任意保険基準)と、弁護士が交渉することで請求できるもの(弁護士基準)で大きく異なります。
内臓破裂による呼吸器系のに対応する後遺障害慰謝料は以下のようになります。

後遺障害慰謝料

内臓破裂による呼吸器系の後遺症

等級 自賠責基準 弁護士基準
1 1600万円 2800万円
2 1163万円 2370万円
3 829万円 1990万円
5 599万円 1400万円
7 409万円 1000万円
11 135万円 420万円

等級にもよりますが、弁護士に依頼することで2倍以上の後遺障害慰謝料を請求できます。
慰謝料の増額を目指すのであれば、できるだけ早い段階から弁護士と相談しておくことが重要です。

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内臓破裂による循環器系の後遺障害

内臓破裂による循環器系の後遺障害等級は何級?

内臓破裂によって循環器系が存症を受けると、心臓機能が低下したり、ペースメーカーを埋め込んだりといった後遺症が残る場合があります。
その場合に対応する後遺障害等級は以下のようになります。

後遺障害等級

内臓破裂による循環器系の後遺症

等級 症状
7 ▼除細動器を埋め込んだ
9 ▼約6METsを超える強度の身体活動が制限された
▼ペースメーカーを埋め込んだ
▼房室弁または大動脈弁を置換し、継続的に抗凝血薬療法を行う
11 ▼約8METsを超える強度の身体活動が制限された
▼房室弁または大動脈弁を置換し、抗凝血薬療法を行わない
▼大動脈に偽腔開存型の解離を残す場合

身体活動の強をを示すMETsとは

METsとは、人間の身体活動の強度を数値化したものです。
例えば家の中での活動には、1.3METs~9METsのものがあります。
それを一部ご紹介します。

家の中での身体活動の強度
METs 身体活動
1.3 編み物・裁縫など
2.8 子供・動物と遊ぶなど
3.0 子供を着替えさせる、風呂に入れるなど
5.8 大きい動物を解体処理する
6.0 家財道具の移動や10分以内のジョギングなど
7.5 食料品を上の階へ運ぶなど
9.0 家財道具を上の階へ運搬するなど

https://www.nibiohn.go.jp/files/2011mets.pdf

内臓破裂による循環器系の後遺障害慰謝料の相場は?

内臓破裂による循環器系の後遺症に対応する後遺障害慰謝料は以下のようになります。

後遺障害慰謝料

内臓破裂による循環器系の後遺障害

等級 自賠責基準 弁護士基準
7 409万円 1000万円
9 245万円 690万円
11 135万円 420万円
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内臓破裂による消化器系の後遺障害

内臓破裂による消化器系の後遺障害等級は何級?

消化器系には、食道、胃、小腸、大腸や肝臓があります。
これらが内蔵破裂により損傷を受けた場合、以下のような後遺症が残る可能性があります。

食道の後遺障害

食堂が狭くなったことで通過障害の自覚症状とともに、消化管造影検査により造影剤のうっ滞が認められる:9級

胃の後遺障害
  • 胃の一部又は全部を切除したことにより、食べたものがうまく消化吸収されない
  • 食後30分以内に眩暈や起立不能などの症状、もしくは食後2~3時間後に眩暈、全身の脱力感など等の症状が見られる
  • 胃の入り口の部分を切除したことにより、胃液が食道に逆流し、胸やけ、食道の潰瘍やびらんなどの症状が見られる
  • 上記全て該当:7級
  • 2つ該当:9級
  • 1つ該当:11級
  • 該当するものはないが胃の入口部分もしくは出口部分を含む胃の一部を亡失:13級
小腸・大腸の後遺障害①
  • 残存する空腸及び回腸の長さが100cm以下になった:9級
  • 残存する空腸及び回腸の長さが100cmを超え300cm未満となったものであって、消化吸収障害が認められる:11級
  • 大腸のすべてを切除するなど、大腸のほとんどを切除したもの:11級
小腸・大腸の後遺障害②
  • 小腸又は大腸の内容が漏出することによりストマ周辺又は皮膚瘻周辺に著しいびらんを生じ、パウチなどの装着ができない:5級
  • 人工肛門を装着したもののうち、上記に該当するもの以外:7級
小腸・大腸の後遺障害③
  • 瘻孔から小腸又は大腸の内容の全部又は大部分が漏出するもののうち、皮膚瘻周辺に漏出による著しいびらんを生じ、パウチなどの装着ができない:5級
  • 瘻孔から小腸又は大腸の内容の全部又は大部分が漏出する:7級
  • 瘻孔から漏出する小腸又は大腸の内容が100ml/日以上のもののうち、パウチなどによる維持管理が困難:9級
  • 瘻孔から漏出する小腸又は大腸の内容が100ml/日以上:11級
小腸・大腸の後遺障害④

小腸又は大腸に狭窄を残す場合:11級

肝臓の後遺障害
  • 肝硬変であり、ウイルスの持続感染が認められ、かつGOT・GPTが持続的に低値である場合:9級
  • 慢性肝炎であり、ウイルスの持続感染が認められ、かつGOT・GPTが持続的に低値である場合:11級
  • 胆のうを失った場合:13級

※GOT・GPT:肝細胞などの中に存在する酵素

膵臓の後遺障害
  • 外分泌機能の障害と内分泌機能の障害の両方が認められる:9級
  • 外分泌機能の障害又は内分泌機能の障害のいずれかが認められる:11級
脾臓の後遺障害

脾臓を失った場合:13級

内臓破裂による消化器系の後遺障害慰謝料の相場は?

内臓破裂による強化貴兄の後遺障害に対応する後遺障害慰謝料は以下のようになります。

後遺障害慰謝料

内臓破裂による消化器系の後遺障害

等級 自賠責基準 弁護士基準
5 599万円 1400万円
7 409万円 1000万円
9 245万円 690万円
11 135万円 420万円
13 57万円 180万円
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内臓破裂による泌尿系の後遺障害

内臓破裂による泌尿器系の後遺障害等級は何級?

泌尿器系には、腎臓、尿管、膀胱、尿道が含まれます。
これらに後遺障害が残った場合の後遺障害等級は以下のようになります。

腎臓の後遺障害

腎臓の後遺障害等級は、老廃物を尿へ排泄する腎臓の能力の程度(GFR)と腎臓の亡失の有無によって後遺障害等級が決まります。

後遺障害等級

内臓破裂による腎臓の後遺障害

GFR 腎臓の亡失 腎臓あり
3150ml/分 7 9
5170ml/分 9 11
7090ml/分 11 13
91ml/分 13 なし
尿路変更
  • 非尿禁制型尿路変更術を行ったもののうち、尿の漏出によりストマ周辺に著しいびらんを生じ、パッドなどの装着ができない:5級
  • 非尿禁制型尿路変更術を行った:7級
  • 禁制型尿リザボアの術式を行った:7級
  • 尿禁制型尿路変更術を行ったもののうち、禁制型尿リザボア及び外尿道口形成術を除く:9級

外尿道口形成術を行ったもの又は尿道カテーテルを留置した:11級

排尿障害
  • 膀胱の機能障害により、残尿が100ml以上である:9級
  • 膀胱の機能障害により、残尿が50ml以上100ml未満:11級
  • 尿道狭窄のため、糸状ブジーを必要とする:11級
  • 尿道狭窄のため、糸状ブジー第20番がかろうじて通り、時々拡張術を行う必要がある:14級
畜尿障害
  • 持続性尿失禁を残す:7級
  • 切迫性尿失禁及び腹圧性尿失禁のため、終日パッド等を装着し、且つパッドをしばしば交換する:7級
  • 切迫性尿失禁又は腹圧性尿失禁のため、常時パッド等を装着しているが、パッドの交換を要しない:9級
  • 切迫性尿失禁又は腹圧性尿失禁のため、パッドの装着は要しないが、下着が少し濡れる:11級

内臓破裂による泌尿器系の後遺障害慰謝料の相場は?

後遺障害慰謝料

内臓破裂による泌尿器系の後遺症

等級 自賠責基準 弁護士基準
5 599万円 1400万円
7 409万円 1000万円
9 245万円 690万円
11 135万円 420万円
13 57万円 180万円
14 32万円 110万円
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内臓破裂による生殖器系の後遺障害

内臓破裂による生殖器系の後遺障害等級は何級?

内臓破裂では、生殖器系にも後遺障害を残す場合があります。
その場合の後遺障害とうきゅは以下のようになります。

7級
  • 両側の睾丸を失った
  • 常態として精液中に精子が存在しない
  • 両側の卵巣を失った
  • 常態として卵子が形成されない
9級
  • 陰茎の大部分を欠損したもの
  • 勃起障害を残す場合
  • 尿道または射精管が断裂している
  • 両側の下腹神経の断裂により当該神経の機能が失われている
  • 膀胱頚部の機能が失われている
  • 膣口狭窄で男性器の挿入が困難であると医師が認める
  • 両側の卵管の閉塞、頚管の閉塞、または子宮の亡失を画像所見で立証可能
11級

比較的狭骨盤、または狭骨盤であると医師により認められる

13級
  • 通常の性交を行えるが、生殖機能に僅かな障害を残す
  • 一側の卵巣を失った

内臓破裂による生殖器系の後遺障害慰謝料の相場は?

内臓破裂による生殖器系の後遺障害慰謝料は以下のようになります。

後遺障害慰謝料

内臓破裂による生殖器系の後遺症

等級 自賠責基準 弁護士基準
7 409万円 1000万円
9 245万円 690万円
11 135万円 420万円
13 57万円 180万円
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内臓破裂の後遺症に関するお悩みは弁護士にご相談ください

LINE相談

内臓には様々な種類があり、人間の体の働きにおいて大切な役割を担っています。
そのため、内臓に後遺障害が残ることによる影響は大きなものが多いです。
にも関わらず、相手方保険会社から提示される慰謝料・逸失利益は被害者の受けた損害に対して不十分なことがあります。
損害に対する十分な補償を受け取るためには、弁護士に依頼することが一番です。
保険会社との示談交渉などを一任することで慰謝料増額が叶うだけではなく、手続きの煩雑さなどから解放されます。
内臓破裂による慰謝料はいくらになるのか、通院に関する注意、後遺障害等級の申請方法など、どのようなことでも結構です。
まずはお気軽にLINE・電話での無料相談をご利用ください。


弁護士プロフィール

岡野武志弁護士

(第二東京弁護士会)

第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。


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内臓破裂に関するQ&A

内臓破裂の症状は?

内臓破裂の症状は、損傷を受けた部位によって異なります。呼吸器なら息苦しさ胸が締め付けられる痛み、心臓ならみぞおちの痛み動悸、肝臓なら右の肋骨付近の痛みつめの変形・黒ずみ、肝臓なら背中から腰の痛みやむくみなどが見られます。 内臓破裂の部位と症状

内臓破裂で後遺症が残ったらもらえる慰謝料とは?

内臓破裂で後遺症が残り、その後遺症に対して後遺障害等級が認定されると、後遺傷害慰謝料と後遺障害逸失利益を請求できるようになります。後遺障害慰謝料とは後遺症による精神的苦痛に対する補償で、後遺障害逸失利益とは、後遺症によって得られなくなった将来の収入に対する補償です。 内臓破裂で後遺症が残った場合の慰謝料

後遺障害等級が認定されるにはどうすればいい?

後遺障害等級が認定されるためには、等級認定の審査を受けなければなりません。審査の申請方法には「被害者請求」と「事前認定」という2つの方法があります。この2つは、被害者自身が用意する資料の種類とその提出先が異なります。 後遺障害等級認定の申請方法の解説

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