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作成:アトム弁護士法人(代表弁護士 岡野武志)
本記事は、「交通事故における経済的利益」について弁護士が解説しています。
経済的利益はさまざまな考え方・解釈がありますが、本記事では「交通事故の被害者の方」の目線で解説していきたいと思います。
目次
経済的利益は、弁護士に弁護活動を依頼する際に必要となる弁護士費用を理解するうえでおさえておくべき重要な概念です。
経済的利益は、
など、何に視点を置くかで言葉がもつ意味が変わってきます。
かんたんな具体例を示すと、つぎのようなものが経済的利益に該当します。
例① | 損害賠償請求した金額が全額支払われた |
---|---|
例② | 提示された金額より増額して損害賠償が支払われた |
例③ | 請求を受けた金額より損害賠償が減額した |
何をもって経済的利益というかは視点によって異なりますが、大まかには「金銭の獲得」として捉えれば問題ないと思います。
交通事故における経済的利益としては、
このようなものが一般的に考えられます。
交通事故において、経済的利益は弁護士の成功報酬の算定に用いられる基礎となります。経済的利益のうち何%かを成功報酬として算定するとしている弁護士が多いです。
経済的利益がいくらで設定されているかは各法律事務所によって異なります。
弁護士に依頼する際に必要な弁護士費用について、「経済的利益の〇%」と記載されていることが多いです。このような場合、何をもって「経済的利益」と定義しているのか事前に確認しておくことが必要です。
交通事故の損害賠償問題において、
何を指して経済的利益としているのかによって弁護士費用は大きく異なることになるからです。
ほとんどの法律事務所では、「交通事故の被害者がうけとるべき賠償額のすべて」を経済的利益としていることが多いようです。弁護士と契約する前に確認しておくことが大切です。
アトム法律事務所は、簡潔で明瞭な弁護士費用の体系をとっています。
人身事故の被害にあわれた方であれば、相談料・着手金は基本的に無料0円としています。成功報酬に関しては、回収額の11% + 22万円(税込)としています。
もっともこれらはあくまで基準であり、個別の案件に応じて協議させていただきます。
アトムの料金体系について詳しくは、「弁護士費用」のページをご覧ください。
経済的利益はさまざまな捉え方があることが分かりました。いずれにせよ、得られる経済的利益が多ければ多いほど、あなたにとってもたらされる結果は良くなるといえます。
交通事故の問題において経済的利益が増加するというのは、「受け取ることができる損害賠償の増額」を意味します。
ご自身が保険会社から提示を受けている示談金(損害賠償)は、適正で妥当な金額であるかどうかご存知でしょうか。もしかすると、本来得られるはずだった金額よりも相当低い金額が提示されているかもしれない可能性があります。
交通事故の慰謝料などの損害賠償が適正かどうか、簡単に計算できるツールを紹介します。こちらをお使いください。
事故当時の年齢・収入、治療期間や後遺障害の有無などを入力いただくだけで損害賠償の相場を計算することができます。ぜひお試しください。
経済的利益を高めるためには、弁護士に相談することをおすすめします。
交通事故の損害賠償に関しては、ほとんどの場合、事故の相手方が加入する任意保険会社と話し合いがおこなわれます。この保険会社というのが、交通事故の専門的な知識がない方にとってはネックになります。
保険会社は営利目的で活動しているので、支払う保険金(損害賠償)を抑えれば抑えるほど収益を上げることができます。そのため低い慰謝料で見積もって、示談交渉してくることになります。
交通事故の損害賠償の金額は数千万単位の大金におよぶことも多いです。そのため「こんなものなのかな?」と思い込んでしまい、適正な金額を取り逃してしまうというケースが多くみられます。ご自身で保険会社に賠償額の増額を交渉したとしても、保険会社は交通事故の専門知識を巧みに用い、保険会社の意図する方向で話がまとまるように示談を進めていきます。弁護士なしでの交渉では、慰謝料増額の可能性は非常に低いといえます。
一方、交通事故を専門的にあつかう弁護士に相談いただければ保険会社と対等な立場で交渉をすすめることができるので、慰謝料増額の可能性は飛躍的に高くなります。
弁護士がついていれば、保険会社とのやり取りなどすべてお任せしておけるので治療に専念することができます。
また保険会社と直接やり取りすること自体がストレスになると感じる方もおられます。弁護士が窓口となって交渉をすすめますので、その点も安心することができます。
ここまでご覧いただき、
「交通事故の問題を弁護士に相談してみようかな…?」
と感じられたでしょうか。
アトム法律事務所では、交通事故問題に注力してきた弁護士が多数在籍しています。
など知識量や経験値の点でも安心して頼れる弁護士たちです。
人身事故の被害にあわれた方を対象に、無料相談を実施しています。アトム弁護士による相談を希望される方は以下の窓口よりお問い合わせください。24時間・365日お受付しております。
相談方法は、電話/LINE/対面の3種類からお選びいただけます。怪我の影響で事務所まで行くのがむずかしい、家を留守にしづらいといった方は、ぜひ電話相談またはLINE相談をご活用ください。もちろん対面相談では弁護士と顔を合わせてじっくり話をすることができます。
弁護士費用特約がある方はこちらの特約をご利用ください。ご自身が加入する保険会社が弁護士費用を一定額負担してくれます。
(第二東京弁護士会) 第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。弁護士プロフィール
岡野武志弁護士
経済的利益は視点により意味が異なりますが、大まかには「金銭の獲得」という意味でとらえることができます。たとえば、損害賠償請求した金額が全額得られたり、提示された金額より増額したりといった場合に経済的利益ということができます。 経済的利益の概念について
交通事故の損害賠償問題を弁護士に依頼する場合の弁護士費用は、「経済的利益の〇%」をもとに計算されることが多いです。しかし、何をもってして経済的利益と定義しているのか事前に確認しておくことが大切です。損害賠償の回収額の全体か、損害賠償の増額分か、何をさして経済的利益としているのかで弁護士費用の金額は大きく変わってきます。 弁護士との契約前に確認すべき経済的利益
経済的利益が多ければ多いほど、「受け取ることになる損害賠償が増加する」ことになります。保険会社から提示を受けた損害賠償の金額は、適正妥当な金額よりも相当低い金額が予想されます。本来得られるはずだった金額を取り逃さないためには、ご自身のケースで受け取れる適正な金額を知ることが大切です。 適切で妥当な金額を知る