作成:アトム弁護士法人(代表弁護士 岡野武志)

頭蓋底骨折後遺症

頭蓋底骨折の後遺症|鼻血の症状は頭蓋底骨折?治療、等級、慰謝料は?後遺障害の弁護士解説

頭蓋底骨折の後遺症
この記事のポイント
  • 頭蓋底骨折では、神経、視力、聴力などに後遺症が残ることがある。
  • 慰謝料の金額は、後遺障害等級ごとの相場がある。
  • 弁護士に依頼することで、2~3倍の慰謝料増額が可能。

頭蓋底は、頭蓋骨の底面に位置する骨です。眉部や耳介後部を打撲すると、頭蓋底を骨折しやすいといわれています。頭蓋底には、多くの孔があり、視神経、嗅神経、聴神経、血管が走行しています。「もしも後遺症(後遺障害)が残ってしまったら…。」と不安をお持ちの方もおられるでしょう。

  • 頭蓋底骨折の治療は?手術は必要?
  • 頭蓋底骨折の後遺症とは?
  • 後遺障害の等級は?慰謝料は?

頭蓋底骨折により、どのような後遺症が残るのか、それにより受け取れる慰謝料はいくらなのか、弁護士が解説します。

藤井宏真医師

奈良県立医科大学付属病院アトム法律事務所顧問医

藤井 宏真医師

頭を強く打ったあと、耳や鼻から透明または黄色の髄液が垂れた場合、頭蓋底骨折が疑われます。細菌性髄膜炎を発症するおそれもあるので早期に脳神経外科を受診しましょう。


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頭蓋底骨折の後遺症|頭蓋底骨折の症状・治療法は?

頭蓋底骨折の症状|鼻血?パンダの目?

頭蓋底骨折の症状

頭蓋底骨折には、以下のような症状があります。

  • 耳出血
  • 鼻出血
  • 髄液漏(ずいえきろう)
  • 脳脊髄液(無色・黄色など)が漏れだしてくる状態。
  • 耳から漏れると「髄液耳漏」、鼻から漏れると「髄液鼻漏」

気脳症(きのうしょう)

空気が頭蓋内にはいること

また、次のような徴候がある場合、頭蓋底骨折を疑ったほうがよいでしょう。

パンダ目症候群(ブラックアイ)

両眼の皮下出血

バトルサイン

耳のうしろの生え際にあらわれる内出血

頭蓋底骨折は画像所見で診断?

頭蓋底骨折では、骨折そのものはXPや頭部CTでは発見しづらいので、現実的には

  • 髄液漏の所見の有無
  • 気脳症の所見の有無

によって、診断されることも多いです。

「髄液漏」については、眼窩部(がんかぶ)のMRI撮影thin silice CTによる画像診断が行なわれます。
髄液漏が大量の場合、漏れた髄液と引きかえに空気が頭蓋骨内に入ることがあります。これを「気脳症」といいますが、通常、CT画像で気脳症の所見がある場合、頭蓋底骨折が確定されるでしょう。

頭蓋底骨折は何科で治療?

頭蓋底骨折の場合は、救急外来脳神経外科を受診するようにしましょう。

通常ならば、骨折は整形外科を受診します。しかし、頭蓋底骨折では、髄液漏や気脳症について専門的な判断が必要になるので、脳神経外科が望ましいのです。
ただし、頭蓋底骨折の場合、顔の傷の後遺障害が残ったり、脳挫傷などを伴う重大事故である可能性が高く、このような場合は、自身の選択の余地なく救急車で搬送されることになります。

なかには救急搬送先で頭蓋底骨折が見落とされることもあるようです。万が一、そうなった場合は、症状があらわれた時点ですぐ検査しなおしてもらう必要があります。
骨折の場合、3ヵ月ほどで骨折部位が癒合します。数か月も経過すると、交通事故と頭蓋底骨折の因果関係が否定されかねません。したがって、受傷後なるべく早期に受診すべきでしょう。

頭蓋底骨折の治療&手術|放置でもいい?手術費用は?

イメージ画像
保存療法

髄液漏がある場合、1~3週間安静にする必要があります。脳髄液に細菌が侵入して感染をおこす細菌性髄膜炎を発症するおそれがあるため、注意が必要です。

手術

保存療法で改善が見られない場合、開頭硬膜形成術が行なわれます。脳脊髄液を包む硬膜を縫合する手術です。

手術費用はいくら?

頭蓋底骨折の場合、脳神経外科の頭蓋・頭蓋内損傷(手術あり)の手術費用が参考になりますが、平均して74万円(保険を利用した場合は22万2,000円)という国立国際医療研究センター病院のデータがあります。

頭蓋底骨折の後遺症|視力・聴力などに後遺障害がのこる?

後遺症(後遺障害)
  • 十分な治療を行っても、これ以上良くも悪くもならないという状態で残存する症状
  • 交通事故の場合、その部位と程度により14段階の後遺障害等級で区分される

頭蓋底骨折による後遺障害には、以下のようなものがあります。

頭蓋底骨折の後遺症

前頭蓋底骨折

  • 視力障害(視力低下)
  • 調節機能障害(ピントが合わない)

中頭蓋底骨折

  • 聴力障害(難聴・聴力低下)
  • 耳鳴り
  • 顔面神経麻痺

後頭蓋底骨折

失調・めまい・平衡機能障害

その他

  • 鼻の機能障害(嗅覚の脱失症状)
  • 味覚障害(味覚の脱失症状)

※頭蓋底骨折では、高次脳機能障害の後遺症が残る可能性は低いとされている。

それぞれがどのような症状であり、等級が何級になるかは次の章で詳しく説明します。

頭蓋底骨折で慰謝料が増えるって本当?

頭蓋底骨折の後遺症により増える保険金|後遺障害慰謝料と逸失利益

上述した後遺障害等級に認定されると、相手方から支払われる金銭が増えます。
後遺障害が残った場合に追加で支払われる金銭の一つが、後遺障害慰謝料です。

後遺障害慰謝料

後遺障害を負ってしまったという精神的苦痛に対して支払われる損害賠償

慰謝料相場は、後遺障害等級によって異なります。

弁護士基準による慰謝料の相場

また、後遺障害慰謝料の他に支払われるものとして逸失利益があります。

後遺障害の逸失利益

後遺障害が残ったことで労働能力が失われ収入が減ることへの補償
基礎収入(年収)×労働能力喪失率×労働能力喪失期間(67歳-症状固定時の年齢)に対応するライプニッツ係数

なお、「労働能力喪失率」は障害の部位や程度、被害者の職業などを考慮して増減することがあります。
主婦などの場合の年収算定方法や、ライプニッツ係数一覧などはこちらの記事をご覧ください。

逸失利益についても、等級ごとの労働能力喪失率の目安があります。1等級異なるだけで賠償金に大きな差がでてしまいます。
頭蓋底骨折を立証できなくて、14級9号の神経障害にとどまることも大いに考えられます。本来ならば高い等級が認定されたはずなのに、必要な検査など認定のポイントが分からなかったために、低い等級しか認定されなかったというのでは、あまりにも勿体ないことです。
後遺障害等級認定にくわしい弁護士に相談することで十分な補償を受けられるようにしましょう。

後遺障害等級の申請方法|頭蓋底骨折の場合

では、実際に頭蓋底骨折で後遺障害等級の申請をして、後遺障害慰謝料を受け取るまでの流れを見てみましょう。

後遺障害等級認定の手続きの流れ

①症状が固定される

治療を継続しても症状の改善が見込めなくなった状態を症状固定と言います。
後遺障害等級認定を受ける場合は、原則事故から約6カ月以上経っている必要があります。
これ以上治療期間が短い場合は、後遺障害としては認められない可能性が高くなります。

②後遺障害診断書・眼底底骨折に関する画像所見の用意

症状固定の診断を受けたならば、後遺障害等級認定に向けて後遺障害診断書などの資料を準備します。

後遺障害の申請には、2種類の方法があります。

事前認定の流れ
被害者請求の流れ
  • 被害者が後遺障害診断書のみを任意保険会社に提出する事前認定
  • 被害者が経過証明書などその他の資料も用意して自賠責保険に提出する被害者請求

被害者請求は手間がかかりますが、後遺障害等級の認定に有利な資料を自分で精査できるのが強みです。なお、弁護士に資料収集作業を任せることもできます。

また、重要になってくるのが、頭蓋底骨折の画像所見です。
受傷から2~3ヵ月以内に、眼窩部のターゲットCT撮影を受けるなど、早期に画像所見を残すことが重要です。
最新鋭のCT、HRCTによる眼窩部のターゲット撮影も有益だといわれています。

比較

事前認定と被害者請求

事前認定 被害者請求
請求者 相手方保険会社 被害者自身
メリット 資料収集の手間がない 自分で資料を確認できる
デメリット 自分で資料を確認できない 資料収集の手間がかかる

③損害保険料率算出機構による面談

提出された資料をもとに、損害保険料率算出機構が後遺障害等級の審査を行います。

提出資料
  • 保険金・損害賠償額支払請求書
  • 請求者の印鑑証明書
  • 交通事故証明書
  • 事故発生状況報告書
  • 医師の診断書
  • 診療報酬明細書
  • 自動車車検証の写し
  • 後遺障害診断書

※後遺障害診断書作成にあたっては、過去の認定事例などを踏まえて、担当医とともに弁護士が記載事項をチェックしてから提出することが望ましい。

より細かな認定手順、後遺障害診断書の書き方などについては以下の記事を参照してください。

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頭蓋底骨折による「眼」の後遺症(後遺障害)

「視力低下」の等級・慰謝料

視力障害の後遺障害等級は何級?

視力障害(視力低下)の後遺障害の等級は、以下のようになります。

後遺障害等級

両眼|視力障害の後遺障害

等級 後遺障害
一眼 他眼
1 失明 失明
2 失明 0.02以下
2 0.02以下 0.02以下
3 失明 0.06以下
4 0.06以下 0.06以下
5 失明 0.1 以下
6 0.1 以下 0.1 以下
7 失明 0.6 以下
9 0.6 以下 0.6 以下
後遺障害等級

単眼|視力障害の後遺障害

等級 後遺障害
8 一眼が失明、または
一眼の視力が0.02以下
9 一眼の視力が0.06以下
10 一眼の視力が0.1以下
13 一眼の視力が0.6以下

視力障害の後遺障害慰謝料の相場は?

視力障害(視力低下)の後遺障害の慰謝料の相場は、以下のようになります。

後遺障害慰謝料

視力障害の慰謝料相場

等級 自賠責基準 弁護士基準
1 1,100 2800
2 958 2370
3 829 1990
4 712 1670
5 599 1400
6 498 1180
7 409 1000
8 324 830
9 245 690
10 187 550
13 57 180

「調節機能障害」の等級・慰謝料

調節機能障害の後遺障害等級は何級?

視力障害(視力低下)の後遺障害の等級は、以下のようになります。

後遺障害等級

調節機能障害の後遺障害

等級 後遺障害
11 両眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの
12 一眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの
用語

眼球に著しい調節機能障害を残すもの

調節力が通常の2分の1以下に減じたもの

※①障害の発生していない眼の調節力が1.5D以下である場合や、②健眼がない場合に55歳以上のときは、後遺障害の対象にならない。(すでに実質的な調節機能は失われていると認められるから。)
眼球の調節力について、年齢別の調節力の参考値は、以下のようになっています。

調節機能障害|年齢別の調節力(参考値)
年齢(歳) 15 20 25 30
調節力(D) 9.7 9 7.6 6.3
年齢(歳) 35 40 45 50
調節力(D) 5.3 4.4 3.1 2.2
年齢(歳) 55 60 65
調節力(D) 1.5 1.35 1.3

調節機能障害の後遺障害慰謝料の相場は?

視力障害(視力低下)の後遺障害の慰謝料の相場は、次のようになります。

後遺障害慰謝料

調節機能障害の慰謝料相場

等級 自賠責基準 弁護士基準
11 135 420
12 93 290

※単位:万円

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頭蓋底骨折による「耳」の後遺症(後遺障害)

「聴力低下・難聴」の等級・慰謝料

聴力障害の後遺障害等級は何級?

聴力障害の後遺障害の等級は、以下のようになります。

聴覚障害表
後遺障害等級

両耳|聴力障害の後遺障害

等級 後遺障害
43 ▼両耳の聴力を全く失つたもの
・両耳が90dB以上
・両耳が80dB~90未満で、かつ、最高明瞭度が30%以下
63 ▼両耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になつたもの
・両耳が80dB~90dB未満
・両耳が50dB~80dB未満で、かつ、最高明瞭度が30%以下
64 1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が40㎝以上の距離では普通の話声を解することができない程度になつたもの
1耳が90dB以上、かつ、他耳が70dB~80dB未満
72 ▼両耳の聴力が40㎝以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
・両耳が70dB~80dB未満
・両耳が50dB~70dB未満で、かつ、最高明瞭度が50%以下
73 1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が1㍍以上の距離では普通の話声を解することができない程度になつたもの
1耳が90dB以上で、かつ、他耳が60dB~70dB未満
97 ▼両耳の聴力が1㍍以上の距離では普通の話声を解することができない程度になつたもの
・両耳が60dB~70dB未満
・両耳が50dB~60dB未満で、かつ、最高明瞭度が70%以下
98 1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になり、他耳の聴力が1㍍以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になつたもの
1耳が80dB~90dB未満で、かつ、他耳が50dB~60dB未満
105 ▼両耳の聴力が1㍍以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になつたもの
・両耳が50dB~60dB未満
・両耳が40dB~50dB未満で、かつ、最高明瞭度が70%以下
115 ▼両耳の聴力が1㍍以上の距離では小声を解することができない程度になつたもの
・両耳が40dB~50dB未満
後遺障害等級

1耳|聴力障害の後遺障害

等級 後遺障害
99 1耳の聴力を全く失つたもの
・一耳が90dB以上のもの
106 1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になつたもの
・一耳が80dB~90dB未満のもの
116 1耳の聴力が40㎝以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
・一耳が70dB~80dB未満
・一耳が50dB以上で、かつ、最高明瞭度が50%以下のもの
143 1耳の聴力が1㍍以上の距離では小声を解することができない程度になったもの
・一耳が40dB~70dB未満のもの

聴力障害の後遺障害慰謝料の相場は?

聴力障害の後遺障害慰謝料の相場は、以下のようになります。

後遺障害慰謝料

聴力障害の慰謝料相場

等級 自賠責基準 弁護士基準
4 712 1670
6 498 1180
7 409 1000
9 245 690
10 187 550
11 135 420
14 32 110

※単位:万円

「耳鳴」の等級・慰謝料

耳鳴の後遺障害等級は何級?

耳鳴の後遺障害等級については、以下のようになります。

後遺障害等級

耳鳴の後遺障害

等級 後遺障害
12級相当 耳鳴に係る検査によって難聴に伴い著しい耳鳴りが常時あると評価できるもの
14級相当 難聴に伴い常時耳鳴があることが合理的に説明できるもの

耳鳴の後遺障害慰謝料の相場は?

耳鳴の後遺障害慰謝料の相場については、以下のようになります。

後遺障害慰謝料

耳鳴の慰謝料相場

等級 自賠責基準 弁護士基準
12級相当 135 420
14級相当 32 110

※単位:万円

4

頭蓋底骨折による「顔面神経麻痺」

後遺症(後遺障害)の等級・慰謝料の相場

顔面神経麻痺の後遺障害等級については、以下のような等級が認定される可能性があります。

後遺障害等級

顔面神経麻痺の後遺障害

等級 後遺障害
1214 外貌に醜状を残すもの
1213 .局部に頑固な神経症状を残すもの
149 .局部に神経症状を残すもの

顔面神経麻痺の後遺障害慰謝料の相場は、以下のようになります。

後遺障害慰謝料

顔面神経麻痺の慰謝料相場

等級 自賠責基準 弁護士基準
12 135 420
14 32 110

※単位:万円

5

頭蓋骨骨折による「嗅覚脱失」

後遺症(後遺障害)の等級・慰謝料の相場

嗅覚脱失の後遺障害等級については、以下のようになります。

後遺障害等級

嗅覚脱失の後遺障害

等級 後遺障害
12級相当 嗅覚脱失
14級相当 嗅覚の減退

具体的な認定基準は、以下のようになります。

後遺障害等級

味覚脱失の認定基準

等級 内容
12級相当 T&Tオルファクトメータによる基準嗅力検査の認定域値の平均嗅力損失値が5.6以上の場合
14級相当 T&Tオルファクトメータによる基準嗅力検査の認定域値の平均嗅力損失値が2.6以上5.5以下の場合

嗅覚脱失の後遺障害慰謝料の相場は、以下のようになります。

後遺障害慰謝料

嗅覚脱失の慰謝料相場

等級 自賠責基準 弁護士基準
12級相当 93 290
14級相当 32 110

※単位:万円

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頭蓋骨骨折による「味覚脱失」

後遺症(後遺障害)の等級・慰謝料の相場

味覚脱失の後遺障害等級については、以下のようになります。

後遺障害等級

味覚脱失の後遺障害

等級 後遺障害
12級相当 味覚脱失
14級相当 味覚減退

具体的な内容については、以下のようになります。

後遺障害等級

味覚脱失の認定基準

等級 内容
12級相当 濾紙(ろし)ディスク法における最高濃密液による検査により、基本4味質(甘味、塩味、酸味、苦味)すべてが認知できないもの
14級相当 濾紙(ろし)ディスク法における最高濃密液による検査により、基本4味質(甘味、塩味、酸味、苦味)のうち1味以上が認知できないもの

後遺障害慰謝料の相場については、以下のようになります。

後遺障害慰謝料

味覚脱失の慰謝料相場

等級 自賠責基準 弁護士基準
12級相当 93 290
14級相当 32 110

※単位:万円

7

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頭蓋底には、多くの神経が通っているため、神経麻痺、視力低下、聴力低下など日常生活に多大な影響をあたえる後遺障害が残る場合もあります。
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弁護士プロフィール

岡野武志弁護士

(第二東京弁護士会)

第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。


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