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作成:アトム弁護士法人(代表弁護士 岡野武志)
交通事故でけがをすると、慰謝料や後遺症について気になりますよね。
ここでは、首をけがした場合のこうした疑問にお答えしていきます。
交通事故による首のけがの1つに、ストレートネックがあります。
通常30~40度湾曲している首の骨が、交通事故による衝撃で30度以下の湾曲になってしまった状態。
主な症状としては
があります。
ストレートネックは交通事故以外にも、普段からの姿勢が原因で発症することも多いです。
そのため、交通事故でストレートネックになり慰謝料を求める際には、普段の姿勢は関係ないこと、交通事故を原因として発症したことを医学的に証明する必要があります。
首のヘルニアは、頸椎椎間板ヘルニアといいます。
首を構成する7つの骨と骨の間に存在する軟骨(椎間板)がずれることで各神経が圧迫されて発生する症状。
主な症状としては、
等があります。
頸椎椎間板ヘルニアも、交通事故による衝撃で発症する可能性があります。
その一方、老化による椎間板の劣化や普段の姿勢の悪さを原因として発症することもあります。そのため、こちらも慰謝料請求の際には交通事故との因果関係を証明することが大切です。
交通事故で多いのがむちうちです。
首のむちうちは、頸椎捻挫と呼ばれることもあります。
頸椎の周りにある筋肉に損傷が生じたことによる症状。
主な症状としては、
などがあります。
むちうちの症状は、ストレートネックの症状と似ていますが、原因が違います。その違いを確認しておきましょう。
原因 | |
---|---|
ストレートネック | 頸椎椎間板による神経圧迫 |
むちうち | 頸椎周りの筋肉の損傷 |
交通事故による首の骨折には、以下のものがあります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
原因
交通事故の衝撃で頸椎に圧力が加わり、押しつぶされるように変形する。
症状
原因
圧迫骨折により骨片が脊髄を圧迫することによる。
症状
原因
首にある椎間関節が逸脱し、下の椎体が後方にずれることによる。
症状
原因
交通事故により相当強い衝撃が加わり、首の骨の両側にある突起である横突起が骨折することによる。
症状
原因
椎体の背中側に突き出した突起である頸椎棘突起が交通事故による衝撃で骨折することによる。
症状
交通事故で首をけがした場合、以下の慰謝料を受け取ることができます。
入通院慰謝料
交通事故による入通院で受けた精神的苦痛に対する補償。
後遺障害慰謝料
交通事故による後遺症に対し後遺障害等級が認定された場合に受け取ることができる。
後遺障害によって今後も受け続ける精神的苦痛に対する補償。
入通院慰謝料は入院日数と通院期間から、後遺障害慰謝料は認定された後遺障害等級から算出することができます。
以下の慰謝料計算機を使うことで、簡単に慰謝料の相場を知ることができます。ぜひご利用ください。
慰謝料の計算方法など詳細はこちら
交通事故で首をけがして後遺症が残ると、後遺障害等級認定を受けます。
ここで等級が認定されると後遺障害慰謝料を請求できます。
どのような等級に該当する可能性があるのか、後遺傷害慰謝料も併せて見てみましょう。
等級 慰謝料* |
内容 |
---|---|
6級5号 1180万円 |
脊柱に著しい変形又は運動障害を残すもの |
8級2号 830万円 |
脊柱に運動障害を残すもの |
11級7号 420万円 |
脊柱に変形を残すもの |
12級13号 290万円 |
局部に頑固な神経症状を残すもの |
14級9号 110万円 |
局部に神経症状を残すもの |
*弁護士基準の金額
後遺障害慰謝料を受け取るためには、後遺障害等級認定を申請しなければなりません。
方法としては損害補償料率算出機構に必要資料を提出するというものになりますが、これには
があります。
事前認定と被害者請求の特徴は以下のようになります。
事前認定
後遺障害診断書以外の資料は加害者側任意保険会社が集めてくれる。
より正確に症状を伝えるための追加資料を添付しにくい。
被害者請求
必要資料はすべて被害者がそろえる必要がある。
より正確に症状を伝えるための追加資料を添付できる。
故意障害等級は、申請すれば必ず等級が認められるというわけではありません。
後遺障害の存在や交通事故との因果関係が認められなければ、非該当として等級が付かないこともあります。
後遺障害等級認定の審査は、基本的に書面のみで行われるため、
が鍵となります。
後遺障害等級認定について詳細はこちら
交通事故で首をけがした場合には、入通院慰謝料や後遺障害慰謝料を請求できます。
しかしそのためには、首のけがの存在と交通事故との因果関係を証明することが不可欠です。
レントゲン写真やMRI画像に骨の異常等が写る場合には、症状の存在を証明できます。しかし、特にむちうちの場合は傷害箇所の異常が写らないことが多いです。
そうすると、症状があることを証明できず、慰謝料や後遺障害等級が認められない可能性が出てきます。
後遺障害等級認定や示談交渉を成功させ、適切な慰謝料を得るためには、弁護士に相談することが重要です。
弁護士に相談するメリットは以下の通りです。
後遺障害等級認定のサポート経験のある弁護士に等級認定を相談することは有効です。
といったことを経験と知識からアドバイスしてもらえます。
示談交渉を弁護士に代行してもらうことも非常に重要です。
一般的に示談の交渉相手となるのは、加害者側任意保険会社です。
任意保険会社には、以下のような特徴があります。
任意保険会社と示談交渉する場合には、先方が提示してきた金額を増額させなければ、妥当な金額にはならないことが多いです。
その上、弁護士の主張でないと聞き入れられないこともあるため、弁護士に交渉を代行してもらうことは重要なのです。
弁護士に示談交渉について質問したいけれど、
ということもあります。
そのような場合には、アトム法律事務所の無料相談をご利用ください。
スマホさえあればその場で今すぐ相談が可能です。
無料相談の結果ご契約となれば、加入している保険の内容をご確認ください。
弁護士費用特約が使える場合、保険会社に弁護士費用を負担してもらえます。
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(第二東京弁護士会)
第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。